私は普段、KeyboardioのModel 01を使用しています。左右に分かれるキーボードが欲しいなと思っていたところにKickStarterで見かけて、木のぬくもりに惹かれました。ずっと、木の板から作ったパームレストを使ってたので。

Arduino互換ボードで作られているのもポイントでした。キーの配列を自分で変更出来ますので。そう、このキーボード、101レイアウトなので[かな][英数]キーがないんです。

そこで、キー配列をカスタマイズしました。

Keyboardio layout

[かな][英数] キーの割付

Arduinoエディタの設定

キー割付の変更は、Arduinoのエディタで行います。ここからダウンロード出来ます。

Arduinoエディタのインストールが終わったら、メニューから[Preferences]を開き、languageを日本語にしエディタを再起動します。

ライブラリの設定

Arduinoエディタの[Preferences]を開き、[追加のボードマネージャのURL]に[https://raw.githubusercontent.com/keyboardio/boardsmanager/master/package_keyboardio_index.json]を追加します。

Preferences

[ツール > ボード > ボードマネージャ]を開きます。

Tool boardmanager 1

「Keyboardio」で検索し、[keyboardio by Keyboardio]をインストールします。

Tool boardmanager 2

[ツール > ボード]にある「Keyboardio Model 01」にチェックを入れます。

Lib keyboardio

[ツール > シリアルポート]をKeyboardioに設定します。

Serialport

コードの修正

[ファイル > 開く]から[/Users/<ユーザー名>/Library/Arduino15/packages/keyboardio/hardware/avr/1.22.0/libraries/Kaleidoscope/src/key_defs_keyboard.h]を開きます。

一番下に[かな(Key_lang2)]と[英数(Key_lang1)]のキーコードを追加します。

#define Key_lang1 (Key) { HID_KEYBOARD_LANG1, KEY_FLAGS }
#define Key_lang2 (Key) { HID_KEYBOARD_LANG2, KEY_FLAGS }

Keycode

[ファイル > スケッチ例 > Model01-Firmware]を開きます。

キー配列を定義している部分で、Key_lang1とKey_lang2を追加します。

Add lang12

[スケッチ]から「検証・コンパイル」を選び、エラーが出ない事を確認します。

Keyboardioに書込

キーボードの「prog」 を押しながら、[スケッチ > マイコンボードに書き込む]をクリックします。「prog」は、ずっと押しっぱなしです。

キーボードのLEDが光り、コンパイルと書込が行われます。ledのキーが青く光ってから消えたら、書込完了です。「prog」を離します。

カテゴリー: PC関連周辺機器

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